石油午前=下落、OPECプラスは9月も生産枠を大幅に拡大へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国が8月に続
き、9月も生産枠を大幅に引き上げる見通しであると伝わったことが相場を圧迫してい
る。ただ、トランプ米大統領の関税についての発表を受けて、円相場が1ドル=146
円後半まで円安・ドル高推移したことは支援要因。時間外取引でニューヨーク原油は堅
調。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は5万9160円まで軟化し、夜間取引
の安値に迫った。ただ、その後は下げ幅をやや縮小している。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
800〜690円安。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が467枚。
【米国、カナダからの輸入品に対する税率を35%に】
 トランプ米大統領は、カナダからの輸入品に35%の関税を課すと発表した。8月
1日から適用する。ただ、カナダがフェンタニルの流入を阻止すれば関税引き下げもあ
り得る述べたほか、米政府関係者によるとUSMCA対象品目の関税免除は維持される
という。USMCAの対象品目には鉄鋼アルミ、自動車や家電製品、衣料品が含まれ
る。カナダ産原油の税率は不明。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比0.48ドル高の67.05ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは66.64〜67.13ドル。
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