ゴム午前=期近安・期中高でまちまち、日中取引の上海ゴムが伸び悩む

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、期近安・期中高。寄り付きでは、上海夜間高を映し、買いが優勢
となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みをみせたことから、売
りがやや優勢となり、期近3本がマイナスサイドに沈んだ。TSR20は出来ず。上海
天然ゴム先物も出来ず。

 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比1.1円安〜1.4円高。活発限月
の12月限は同1.4円高の316.2円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
109枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は連日の高値更新失敗】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、期近安・期中高となっている。活発限月の12
月限は、寄り付き直後に317.3円まで上昇し、3日に付けた直近の高値317.4
円にあと一文と迫った。
 だが、日中取引の上海ゴムが伸び悩みを見せたことから、315円台まで一時押し戻
された。昨日も316円台まで上昇したが、高値更新には至らなかった。3日の高値
317.4円が徐々に強い抵抗になってきた。同水準の突破に時間が掛かるようなら、
買い方の手じまいを誘う可能性がありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は12月限のみ約定し、0.1セント高。T
SRは20は小じっかりとした展開になり、0.1〜0.3セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて上伸。午前11時02分現在、指標限月の2025年9月限は、前
営業日比190元高の1万4430元で推移している。

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