アジア株 トランプによる市場の混乱警戒 中国に態度軟化も他国には積極的 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 24555.28(+37.52 +0.15%) 中国上海総合指数 3506.94(+3.17 +0.09%) 台湾加権指数 23018.91(-23.99 -0.10%) 韓国総合株価指数 3187.86(+1.48 +0.05%) 豪ASX200指数 8621.60(+59.83 +0.70%) インドSENSEX30種 82435.38(-199.10 -0.24%) アジア株はまちまち。ナスダック最高値や米中摩擦緩和が好感されている一方、トランプによる市場混乱が警戒されている。 トランプ氏は中国習近平国家主席との会談を実現するため、対中強硬姿勢を軟化しているという。90日間の米中休戦後も期限をさらに3カ月延長する可能性があるという。中国に対する態度を軟化させる一方で、他の国には積極的に関税政策を進めている。トランプ氏はEUとの交渉に「興味ない」と述べたほか、8月1日に150カ国以上に対し10%から15%の関税を課す方針を示した。 アジア市場の大半は小動きだが豪州株は堅調だ、弱い雇用統計を受け8月の利下げがほぼ確実視されている。豪州6月の雇用者数は市場予想の+2万人に対して+2千人だった。失業率は予想外に悪化、4.3%と2021年11月以来の高水準となった。豪中銀は今月利下げを見送ったが、完全に政策ミスだったと指摘する声も。7月据え置きにより、今後の利下げ回数は現在の予想を上回る可能性があるという。雇用統計の結果を受け野村は豪中銀が8月11月2月と、来年2月までに3回利下げすると予想。
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