[本日の見通し]石油=上昇、夏季休暇シーズンで値動き鈍るか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は上昇。ただ、夜間取引で上げは一服し
ている。

 先月の荒っぽい値動きの後、海外原油は方向感を失いつつある。トランプ米大統領は
ロシアに対する追加制裁や関税を警告しているほか、北半球は需要期にあるものの、足
元で相場を刺激する手がかりは不足している。また、歴史に残るイラン・イスラエル戦
争を目の当たりにした直後だけに、よほどの材料でなければ食指が動かない可能性もあ
る。欧米は夏季休暇シーズンに入っており、停滞気味の値動きが続く可能性は想定して
おくべきだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.03ドル安の67.51ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは67.50ドルから67.63ドル。
 原油12月限の予想レンジは6万0500円から6万1500円、ガソリン先限は
7万7500円から7万8500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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