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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/08 67.60 68.96 67.20 67.34 - 0.20
2025/09 66.31 67.54 65.93 66.05 - 0.18
2025/10 65.24 66.33 64.93 65.03 - 0.12
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 749,382 2,043,529 ( - 28,960)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/08 245.30 - 1.16
2025/09 242.83 - 0.64
改質ガソリン 2025/08 215.34 - 1.70
2025/09 211.45 - 1.46
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.20〜
0.18ドル安。その他の限月は0.12ドル安〜0.06ドル高。
米国のロシア追加制裁に関する続報がないなかで売りが優勢となった。欧州連合(E
U)はロシアに対する第18弾の制裁パッケージを打ち出し、ロシア敵視を一段と強化
しているものの、米国から制裁や関税についての新たな発表はなかった。トランプ米大
統領が発表したように、50日以内にロシアがウクライナ停戦に合意しなければ、米国
がロシア産石油の輸入国である中国やインドに大幅な関税を課して原油価格は急伸する
リスクがあるものの、この警告がトランプ米大統領のいつものはったりなのか判断する
手がかりが不足している。
米国が通知しているように8月1日から追加関税が発動し、世界経済の混乱を招くと
警戒されていることは圧迫要因。今のところ米国の物価上昇率は落ち着いているもの
の、インフレが再び再燃し、世界最大の石油消費国である米国を物価高や金利高が圧迫
するリスクがある。
米ベーカー・ヒューズが発表した米石油掘削リグの稼働数が前週比2基減の422基
と、減少を続けていることは買い手がかり。米シェールオイルの生産は頭打ちとなって
おり、年内には米国の減産が鮮明になると見られている。
時間外取引で8月限は68.96ドルまで上昇したものの、通常取引開始後は失速
し、マイナス転換した。一時67.20ドルまで軟化。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近3限月は反落。原油相場に連動した。
今日の材料
・FRBは住宅市場を圧迫している=トランプ米大統領
・高金利は若者が住宅を購入するのを困難にしている=同上
MINKABU PRESS
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