ベッセント米財務長官は、米連邦準備制度理事会(FRB)の組織全体を検証する必 要があると発言した。また、トランプ大統領に対して、FRB議長を確認するとマーケ ットにネガティブな影響が生じると報告したとの報道を否定した。さらに現在の物価上 昇はわずかであり、インフレ率は素晴らしい水準だとして、利下げが可能との認識を示 した。トランプ政権内で、ベッセント財務長官は比較的冷静な発言を行う傾向にある が、その長官でさえも利下げに直接的に言及したことは、トランプ政権内でのFRBに 対する不満が極めて高くなっていることを示唆している。現実問題として、これでFR Bの政策が変わることはないが、FRBの独立性を損なうような強権的な対応が警戒さ れる状況になっている。前週はドル高環境でも金相場は3300ドル台で底固さを見せ たが、ドルが軟化すると一気に3400ドル台に乗せている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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