[今夜の視点]海外原油=底堅く推移し反発か、イランとE3の主張は対立

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.60ドル安の66.60ドルで推
移。本日これまでのレンジは66.50〜67.13ドル。
 今晩の海外原油は反発か。今週末、イランとE3(英独仏)は核開発について協議す
る見通しだが、ウラン濃縮の継続を巡って主張が対立しており、この3カ国はスナップ
バック・メカニズムにより対イラン制裁の再開に向けて動き出すリスクがある。そうな
ればイランの反発は必至であり、中東が再び緊迫化する可能性がある。また、米国がロ
シア産石油の輸入国に100%の関税を課すと警告していることも支援要因であり、最
近のレンジ内で底堅く推移しそうだ。
<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【工業】7/23 05:30 週間石油統計(API)
【納会】--:-- WTI原油 2025年8月限(NYMEX)
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