[今夜の視点]シカゴコーン=高温少雨懸念が後退するなか作柄も良好

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。12月限は422〜423セント台のもみ合い
となっている。
 前日の引け後に発表された生育進度は、シルキングが56%(前週34%、前年
58%、平年58%)、ドウが14%(前週7%、前年16%、平年12%)と、平年
並み近い水準。作柄は「良」以上が74%(前週74%、前年67%)、「劣」以下
6%(前週5%、前年9%)と、数値上はやや悪化していたが、「良」以上の74%は
高水準と言えるため、あまり今夜の支援材料とはなりそうにない。

 前日のシカゴは反落。週間輸出検証高が98万トンと、前週から減少して100万ト
ン台を割り込んだうえ、事前予想の下限を下回り低調だったことが嫌気されるなか、コ
ーンベルトでは北部で気温が低下するなか、他地域で降雨が見込まれるなど、高温少雨
懸念が後退していることに圧迫された。

 12月限は420.00セントまで下落した後、引けも422.25セントとあまり
戻さなかった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【工業】 7/23 05:30 週間石油統計(API)
【納会】 WTI原油 2025年8月限(NYMEX)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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