反落、第１弾の米中通商合意の成立に不透明感根強い＝ＮＹ原油概況

NY原油先物12月限（WTI）（終値）
1バレル＝57.05（-0.67　-1.16%）
　　
　ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比（速報値）は、期近２限月が０．６９～０．６７ドル安。その他の限月は０．７０～０．３８ドル安。
　
　米中通商協議の警戒感が相場を圧迫した。トランプ米大統領が関税の撤回をためらっていることから、通商協議について北京の雰囲気は悲観的であると米ＣＮＢＣが報道したことが重しとなった。ただ、先週１６日に劉鶴副首相がムニューシン米財務長官およびライトハイザー米通商代表部（ＵＳＴＲ）代表と電話で会談し、建設的な協議だったと伝わっている。

　時間外取引で１２月限は５８．０９ドルまで強含む場面はあったが上値は重く、通常取引開始を控えてマイナス転換した。通常取引開始後は５６．５５ドルまで下落した。

MINKABU PRESS

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