株価指数先物【昼】 +3σ突破で過熱警戒もショートは控える

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比740円高の4万1960円(+1.79%)前後で推移。寄り付きは4万1670円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万1640円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。寄り付き直後につけた4万1610円を安値にロングの動きが強まり、終盤にかけて4万2030円まで上げ幅を広げた。

 日経225先物は、一時4万2000円台に乗せてきた。ボリンジャーバンドの+3σ(4万1980円)を上回ってきており、過熱感が警戒されやすいだろう。ただし、連日の大幅な上昇によって、引けにかけてはレバレッジ型ETFに絡んだヘッジ対応のロングが意識されやすく、過熱感からの短期的なショートは控えておきたいところであろう。日米の関税交渉の合意に続いて、欧州連合(EU)と合意に近づいているとの報道や、中国とも交渉が順調に進んでいると伝えられており、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で14.07倍と横ばいで推移している。一時14.02倍に低下する場面もあったが、25日移動平均線(14.02倍)、200日線(14.02倍)が支持線として機能する形となった。14.00倍接近では、その後のリバランスを想定したNTロングが入りやすいようだ。

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