−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/08 1005.00 1010.75 999.00 1004.25 - 1.50 2025/09 1006.00 1010.75 1000.50 1005.75 + 0.75 2025/11 1023.75 1028.75 1019.25 1024.25 + 1.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 270,442 897,107 ( - 898) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(7月17日までの週) 大 豆:39万9700トン(事前予想レンジ:35万〜85万トン) 大豆粕:27万4500トン(事前予想レンジ:15万〜40万トン) 大豆油: 1400トン(事前予想レンジ: 0〜 2万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(7月30日−8月3日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並み〜上回る コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は総じて小反発。終値の前営業日比は1.50セント安〜3.50セント高。中 心限月の11月限は1.50セント高の1024.25セント。 週間輸出成約が低調となり、米国産地も高温多湿傾向の天気が続き上値抑制要因とな ったが、コーンが輸出面の支援材料で堅調だったこともあり、大豆もコーンに連れ高と なる形で下値堅く推移した。またマレーシアのパーム油が続伸するなか、ドイツの油糧 種子専門誌、オイルワールドがブラジルのバイオディーゼルの生産増で大豆油消費が増 加しているとしたことて大豆油が続伸したことも支援材料。 11月限は1023.75セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では、 1021〜1022セント台を中心としたもみ合いで小安く推移。欧州の時間帯に上昇 して、米国の時間帯前半にこの日の高値となる1028.75セントを付けたが、その 後は崩れて安値は1019.25セントと一字1020セント台を割り込んだ。後半は 再び戻して1020セント半ばまで上伸した。 米農務省(USDA)発表の7月17日までの大豆の週間純輸出成約高は39万 9700トンと、前週の80万1300トンから半減した。累計輸出成約高は5080 万8600トンで前年同時期の4513万9100トンを約13%上回っている。 ドイツの油糧種子専門誌、オイルワールドによると、2025年第2四半期のブラジ ルのバイオディーゼル生産は208万トンと、前年同期比5.6%増となった。これに より、同期の大豆油消費は160万トンと、同10%増となった。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ネブラスカ州〜スペリオル湖にかけて、動きの鈍い寒冷前線が伸 びて、前線の北側のコーンベルト北部では低めの気温となっているが、南側のコーンベ ルトの中部や南部では高温多湿の天気となっている。前線に沿って、強い降雨や雷雨が 発生して、コーンや大豆には恵みとなっているが、局地的には洪水も発生している。 動きの鈍い寒冷前線により、プレーンズ中部〜コーンベルト〜米国北東部に局地的に まとまった降雨や雷雨が発生するが、それも週末には収まるだろう。別に米ガルフ沿岸 でも局地的に強い降雨が見込まれるが熱帯性低気圧に発達することはないだろう。 6〜10日間予報に関しては、7月29日〜8月2日にかけて、米国の大半で、気 温、雨量ともに平年並み〜上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、米ガルフ西部からの湿った空気と動きの鈍い寒冷前線の影響で引き 続き広範に降雨や雷雨が見込まれる。中部ではとくに強い降雨になる可能性がある。た だプレーンズ南部以外は24日の最高気温が32℃を超えることはないだろう。ただ南 部では38℃内外の最高気温になる可能性がある。 米国南部では全般に高温多湿の天気になっている。米ガルフ沿岸では強い降雨や雷雨 となっている。 大豆製品は、大豆粕は続落、大豆油は続伸。支援材料の出ている大豆油が買われ、大 豆粕を売るストラドル商いが目立った。 大豆粕12月限は前日比2.50ドル安の283.10ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線に分けられて、北部では低めの気温となっているが、中部 や南部では高温多湿の天気。コーンや大豆には慈雨も局地的には洪水が発生。 ・プレーンズでは、広範に降雨や雷雨が見込まれる。南部以外では最高気温が32℃以 下。南部では38℃内外まで上昇。 ・7月17日の週までの週間純輸出成約高は39万9700トンと、前週の80万 1300トンから半減=USDA ・2025年第2四半期のブラジルのバイオディーゼル生産は208万トンと、前年同 期比5.6%増。同期の大豆油消費は160万トンと、同10%増=独オイル・ワー ルド誌 MINKABU PRESS
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