前週は3400ドル台を回復した後、3300ドル台前半まで軟化する展開になっ た。週前半は米金利低下・ドル安圧力の支援を背景に上値追いの展開になった。 3400ドルの節目は抵抗線にならなかった。しかし、週中盤以降は中小環境の改善期 待を織り込む形で急反落に転じている。日米合意が成立したのに続いて、米欧も合意に 近いとの楽観ムードが強まり、安全資産に対する売り圧力が優勢になった。 今週は徐々に下げ渋る展開になる見通し。27日に米欧通商協議が行われ、合意に達 すると週前半の取引ではさらに売りが膨らむ可能性がある。ただし、金上場投資信託 (ETF)は一貫して買い越しており、この状態が維持されるのであれば短期値下がり リスクに留まろう。通商環境は依然として大きな先行き不透明感を抱えている。徐々に 押し目買いが誘われやすい。29〜30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)がイベ ントリスクになる。政策金利据え置きの見通しだが、早期利下げに積極派と消極派で意 見が割れる見通し。6月PCEデフレーターもイベントリスクになる。 予想レンジは3280〜3380ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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