石油午前=海外安で下落も、円安やNY時間外取引の上げが支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は総じて下落。先週末の海外原油が下落したことが国内市場を圧迫し
ているものの、米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意したことが下値を支えてい
る。円相場が1ドル=147円後半で円安・ドル高推移していることも支援要因。時間
外取引でニューヨーク原油9月限は堅調。
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は夜間取引で下げ一服。6万0840円
まで下げ幅を縮小した。
 午前10時50分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
410円安〜370円高。
 午前10時50分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が382枚。
【イランとE3の協議に成果なし】
 イランと英仏独の欧州3カ国(E3)は、イランの核開発問題を協議した。ただ、対
話を続けることで一致したものの、具体的な成果はなかった。イランはウラン濃縮を続
ける構えである一方、E3はウラン濃縮を認めない方針。トランプ米大統領はイランの
ウラン濃縮について「絶対に許さない」と述べている。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.21ドル高の65.37ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは65.05〜65.56ドル。
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