アジア株はまちまち、重要イベント控え売買手控え サムスン電子は大幅高、テスラと半導体製造契約 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 25531.31(+142.96 +0.56%) 中国上海総合指数 3587.69(-5.97 -0.17%) 台湾加権指数 23465.61(+101.23 +0.43%) 韓国総合株価指数 3204.05(+8.00 +0.25%) 豪ASX200指数 8696.70(+29.84 +0.34%) インドSENSEX30種 81531.19(+68.10 +0.08%) アジア株はまちまち、今週予定されている米中重要イベントを控え積極的な売買は手控えられている。 今日からベッセント米財務長官と中国何副首相が貿易協議を行う。一部報道によると米中関税休戦がさらに3カ月延長されるという。米中貿易協議に合わせて米フェデックスCEOやボーイング幹部らが今週、中国を訪問し米中ビジネス協議に出席するもよう。米中のビジネス拡大を期待したい。ゴールドマンサックスは米中貿易協定の先行きは明るいとして、MSCI中国指数の目標を85から90に引き上げた。 今週は米国ではFOMCのほか、雇用統計、GDPにFRBが重視するPCE価格指数が発表される。中国では製造業PMIと非製造業PMI、中小企業を対象とした財新の製造業PMIも発表される。豪州では第2四半期CPIが予定されている、豪中銀総裁は相も変わらず「タカ派」姿勢を維持。年末までに豪州のインフレは3%を回復すると見ている。 韓国市場でサムスン電子が5.5%高、昨年9月以来の高値をつけている。22兆8000億ウォン相当(約165億ドル)の半導体製造契約を獲得したとの報道が好感されている。顧客は「主要なグローバル企業」とだけ発表、詳細は明らかにしなかった。ただ、その後ダウジョーンズなどが、この顧客は米テスラだと報じた。さらにイーロンマスク氏がX(旧ツイッター)でユーザーに同報道について聞かれ「イエス」と答えた。これを受け、サムスン電子株は上げ幅を拡大している。 香港市場でバイドゥなどロボタクシー関連の一角が上昇している。中国上海市が先週末に無人タクシーサービスの営業を許可したことが材料視されている。
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