シカゴ穀物引け速報=続落、米産地の順調かつ良好な生育や米相互関税懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2025/08        998.75       -10.00
                      2025/11       1011.50       - 9.50
 コーン          2025/09        393.75       - 5.75
                      2025/12        414.00       - 5.00
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 大豆は総じて続落。終値の前営業日比は10.00〜3.00セント安。中心限月の
11月限は9.50セント安の1011.50セント。

 米国産地の高温も潤沢な水分により生育への影響が限られるとの見方が強まっている
うえ、米産地では順調かつ良好な生育が米農務省(USDA)の発表で示される可能性
が弱材料視された。また、米相互関税発動を8月1日に控えるなか、関税引き上げが米
経済に与える影響も懸念され軟調となった。
 コーンは軒並み続落。終値の前営業日比は5.75〜1.50セント安。中心限月の
12月限は5.00セント安の414.00セント。

 前週末に続いて仕向け地不明やメキシコ向けにデイリー報告の大口輸出成約が発表さ
れたものの、7月末を迎えるなかで米産地の順調かつ良好な生育による豊作観測が引き
続き重石になった。また、8月1日からの米相互関税発動を控え、関税引き上げが米経
済に与える影響に対する警戒感も重石となった。

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