米欧通商合意を受けて、金相場は4日続落となった。3300ドル割れには抵抗を見 せるも、安全資産としての売りが優勢になっている。米株式市場では、合意内容の詳細 が不明として消化に慎重姿勢も見られたが、金市場では合意形成そのものが売り圧力に 直結している。警戒されたのは、これで金上場投資信託(ETF)売却が本格化する展 開だったが、28日の「SPDR GOLD SHARES」の投資残高は0.86ト ン減。少なくとも合意を手掛かりに大規模な資金流出は確認できていない。短期目線で の売り圧力に留まっていることが再確認できる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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