[今夜の視点]金・銀=米中の通商協議を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国と欧州連合(EU)の
関税合意を受けてドル高に振れたことが圧迫要因になった。アジア市場では、朝方の
3312.21ドルから、3308ドル台まで下落したのち、ドル安を受けて地合いを
引き締め、3320ドル台まで上昇した。午後に入ると、ドル安一服を受けて上げ一服
となったが、押し目は買われた。
 米中の通商協議は今夜も継続される。関税の適用一時停止期間を3カ月延長する見通
しである。今夜から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開始されるが、金利据え置き
見通しである。また7月の米消費者信頼感指数の発表がある。

<今夜の予定>
・英マネーサプライ 2025年6月(BOE)
・米卸売在庫 2025年6月速報値(商務省)
・米ケース・シラー住宅価格指数 2025年5月(S&P)
・米消費者信頼感指数 2025年7月(カンファレンスボード)
・米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
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