[今夜の視点]シカゴ大豆=米国産の作柄改善で上値重いか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。期近11月限は1010セントを挟んだもみ合
い。直近は1012セント台まで強含みとなっている。
 引け後に発表された生育進度では、開花が76%(前週62%、前年75%、平年
76%)、着サヤが41%(前週26%、前年42%、平年42%)と引き続き順調に
推移していた。また作柄は、「良」以上の割合が70%(前週68%、前年67%)
「劣」以下の割合が6%(前週7%、前年8%)と、前週から改善しており。引き続き
上値を押さえそうだ。
 前在のシカゴは続落。週間輸出検証高は40万トン台と前週よりやや増加したもの
の、引き続き低調だったうえ、米国産の順調な生育や米国の相互関税発動を8月1日に
控えていることで売り圧力が強まった。

 11月限は1010.50セントまで下落した後、引けも1011.50セントとあ
まり戻さなかった。

<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 17:30 マネーサプライ 2025年6月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 卸売在庫 2025年6月速報値(商務省)
【経済】 22:00 住宅価格指数 2025年5月(連邦住宅金融局)
【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2025年5月(S&P)
【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2025年7月(カンファレンスボード)
【経済】 連邦公開市場委員会(FRB)
【工業】 7/30 05:30 週間石油統計(API)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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