ゴム午前=まちまち、12月限は調整安継続となり320円まで下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号はまちまち。寄り付きでは、上海夜間が小じっかりと推移したもの
の、週初からの調整安の流れを継続し、夜間取引の上げ幅を縮小し、一部限月はマイナ
スサイドに振れた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが夜間取引の上げ幅を縮小した
ことから、売り物がちで推移している。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来
ず。

 午前11時42分現在のRSS3号は前営業日比0.5円安〜1.5円高。活発限月
12月限は同0.2円安の322.7円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は
263枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は320円ちょうどまで下落】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、まちまちとなっている。活発限月の12月限
は、寄り付き直後に節目の320.0円まで下落した。ただ、その後は下げ渋りを見せ
ている。

 12月限の下値のメドだが、6月23日の安値291.9円から7月25日の高値3
35.0円までの上昇の38.2%押しが318.5円であり、目先、同水準が意識さ
れる。この水準を下抜くようなら、同期間の半値押しとなる313.4円を目指した動
きになるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は総じて売りが優勢と
なり、2.6セント安〜0.1セント高で推移している。
 上海ゴムは小幅高。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業
日比45元高の1万5020元で推移している。

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