NY貴金属引け速報=軒並み下落、予想以上の米GDPなどで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/10  3325.3  - 27.9       プラチナ    25/10   1374.9   - 44.7
         25/12  3352.8  - 28.4               26/ 1   1379.1   - 44.3
    銀   25/ 9  3773.9  - 54.7       パラジウム   25/ 9   1265.40  - 13.80
        25/12  3822.6  - 55.5               25/12   1277.00  - 14.20
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 ニューヨーク金、銀は反落。前日比は金が29.1〜27.9ドル安、中心限月の
12月限が28.4ドル安、銀が55.7〜53.5セント安、中心限月の9月限は
54.7セント安。
 金12月限は反落。時間外取引では、ドル安が下支えになったが、米連邦公開市場委
員会(FOMC)を控えて戻りは売られた。欧州時間に入ると、押し目を買われた。日
中取引では、予想以上の米国内総生産(GDP)などを受けて売り優勢となった。米F
OMCでは予想通り、金利据え置きとなったが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)
議長の会見で早期利下げ観測が後退したことを受けて一段安となった。
 銀9月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが下落、パラジウムは続落。前日比はプラチ
ナが44.9〜39.6ドル安、中心限月の10月限が44.7ドル安、パラジウムは
16.40〜13.80ドル安、中心限月の9月限は13.80ドル安。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、ドル安となったが、金軟調につれ安とな
った。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、序盤に買い
戻し主導で上昇したが、予想以上の米国内総生産(GDP)などや金軟調を受けて戻り
を売られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)発表後のドル高を受けて一段安となっ
た。
 パラジウム9月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
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