[今夜の視点]シカゴ大豆=11月限は10ドルの節目が上値抵抗になるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は強含み。11月限は990セント台を中心に推移。チャート
が悪化しているため、さらに売られるのか、週末を控えて買い戻しが優勢になるのかで
今夜の値動きが左右されそうだ。ただ、11月限は10ドルの節目が遠くなってきたた
め、仮に買い戻しで戻しても、10ドルに近付くと再び売られやすくなりそうだ。
 また今夜は7月の米雇用統計や、7月の米ISM製造業景況指数などで、ドルや米株
がどう動くのかにも注意したい。
 前日のシカゴは続落。週間輸出成約高が77万トン台と事前予想のレンジ内の数値だ
ったがあまり支援材料とはならず、米国産の順調な生育、良好な作柄に加えて、ドル
高、ダウ安など他市場の環境も引き続き圧迫要因となった。

 11月限は高値は1000.75セントまでで、10ドルが上値抵抗となった。引け
は989.25セントと、990セント台も割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年7月確報(Markit)
【経済】 18:00 消費者物価指数 2025年7月速報(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 雇用統計 2025年7月(労働省)
【経済】 23:00 建設支出 2025年6月(商務省)
【経済】 23:00 製造業景況指数 2025年7月(ISM)
【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2025年7月確報値(ミシガン大)
【商品】 8/2 04:30 建玉明細報告(CFTC)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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