反発、バルキンドOPEC事務局長の発言を好感=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=57.12(+0.32 +0.56%)
 
 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.32~0.35ドル安。その他の限月は0.08~0.35ドル高。
 
 石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長が、来年以降の非OPEC加盟国の減産や需要が上振れる可能性を指摘したことを好感した。シェールオイルの増産によって米国の原油生産量は拡大を続けているが、伸びは鈍化しているほか、原油安で米シェールオイル企業の決算は悪化している。

 時間外取引で12月限は56.20ドルまで軟調に推移。ただ、通常取引序盤にかけて買い戻しが強まると57.53ドルまで上げた。

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