ゴム市況=総じて上昇、午後に入り上げ幅を縮小も堅調に推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                    RSS3                     TSR20
    2025/08      2026/1      2026/07         2025/09       2026/08
  326.2  + 7.7   316.5  +1.7  319.0   0.0    249.0   0.0    250.0   0.0
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    上海ゴム1月限     15,225   - 55 (午後3時40分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は総じて上昇。寄り付きは、上海ゴム夜間安や1ドル=147円台の
ドル安・円高を嫌気し売りが先行。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅縮小、
円相場が1ドル=147円台後半に反落から買い優勢。中心限月の期中1月限は正午前
に4円高で推移。午後に入り、上げ幅を縮小も堅調に推移。期中11月限が一時、小幅
安に軟化したが、終盤に再上昇して堅調に引けた。8月当限が7.7円高で大幅高。
 TSR20は出来ず。

 大引けのRSS3号は前営業日比変わらず〜7.7円高、活発限月の1月限は同
1.7円高の316.5円、期先26年7月限は同変わらずの319.0円、総出来高
は405枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は同15〜100ポイ
ント高、総出来高は21枚。
【1月限は320円が抵抗線で上げ幅を縮小も316円台で買い支えられる】
 期中1月限は311.6円まで下落し、押し目を模索したが、午前中から反転し、
319.7円まで戻した。320円の節目が抵抗線となり、上げ幅を縮小も316円台
で買い支えられた。日足は2日連続の陽線引け。14日間に相対力指数(RSI)は
49台に上昇。明日、続伸して50超えとなれば、強気相場に転換の可能性あり。強気
相場への転換は出来高の増加を伴った上昇が理想。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が期中2月限のみ約定し、1.9セント高。T
SRは20は小幅安で推移したが、期近が午後に反発。0.5セント安〜0.3セント
高。

 上海ゴムは小幅安。中心限月の1月限は、夜間取引から売り優勢となり、前日比
130元安の1万5150元で夜間取引を終了。日中取引に入ると、下げ幅を縮小し、
65元安の1万5215元で午前の取引を終えた。午後は2ケタでもみあい。

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