−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/09 66.85 67.74 65.46 66.29 - 1.04 2025/10 65.70 66.56 64.52 65.30 - 0.90 2025/11 64.74 65.61 63.79 64.55 - 0.73 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 987,222 2,037,053 ( - 10,042) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2025/09 231.76 + 1.77 2025/10 231.06 + 1.47 改質ガソリン 2025/09 210.22 - 1.64 2025/10 195.16 - 1.66 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.04〜 0.90ドル安。その他の限月は0.73〜0.21ドル安。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国は9月の生産量を日量54万 7000バレル引き上げることで合意し、23年に実施した日量220万バレル規模の 自主減産の巻き戻しを完了することが重しとなった。この決定は想定内だが、先週末の 弱い米雇用統計を受けて米国の需要下振れ懸念が強まっており、供給過剰が意識されて いる。 次回9月7日の主要産油国の会合でも、日量166万バレルの自主減産の巻き戻しが 協議される可能性が意識されていることも圧迫要因。OPECプラスの中核国は自主減 産の巻き戻しを急いでおり、増産がいったん見送られるのか不透明。 ウクライナ停戦を目指すトランプ米大統領がインドにロシア産原油の輸入を停止する よう要求し、高水準の関税で威嚇している一方、インド外務省がこの要求に応じない方 針を示したことは重し。インドはロシア産原油の購入を続けるもよう。米国は原子力産 業向けのウラン六フッ化物、電気自動車産業向けのパラジウム、肥料、化学品などをロ シアから輸入し続けているなかで、インドにロシア産原油の輸入を止めるよう要求する のは不当かつ不合理と声明で指摘した。 時間外取引で9月限は67.74ドルまで強含む場面はあったが上値は重く、通常取 引開始に向けて軟化した。一時65.46ドルまで下落。通常取引が始まると買い戻し が優勢となったが、戻りは抑えられた。 改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は反発した。需要期の終わり を見据えて、改質ガソリンの推移は低調。 今日の材料 ・ネタニヤフ政権はガザ地区を完全に制圧し支配することを決定=イェディオト・アハ ロノト紙 ・英BP、ブラジル沖で過去25年間で最大級の原油・ガス田を発見 ・ネタニヤフ首相とプーチン大統領が電話会談 MINKABU PRESS
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