石油午前=下落、主要産油国の増産や米中の再衝突リスクで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの中核国が10月以降も
自主減産の巻き戻しを続ける可能性があるほか、中国やインドがロシア産原油の購入を
続ける方針であることが相場を圧迫した。ウクライナ停戦の目指す米国の方針に従わな
いインドや中国に対して、米国が高水準の関税を課すリスクも重し。円相場は1ドル=
147円前半で推移し、円買い・ドル売りは一服。時間外取引でニューヨーク原油9月
限は小動き。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1280〜640円安。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が657枚。
【中国総合PMIはやや低下】
 財新が発表した7月の中国の総合購買担当者景気指数(PMI)は50.8まで低下
した。ただ、2ヶ月連続で景気判断の分岐点である50を上回っており、景気判断とし
ては底堅いか。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.03ドル安の66.26ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは66.19〜66.39ドル。
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