NY貴金属引け速報=金が弱気の米非製造業景気指数で続伸、プラチナは反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/10  3407.5  +  8.0       プラチナ    25/10   1330.6   - 10.2
         25/12  3434.7  +  8.3               26/ 1   1338.2   -  8.9
    銀   25/ 9  3782.3  + 49.5       パラジウム   25/ 9   1203.70  -  1.30
        25/12  3830.7  + 49.9               25/12   1216.50  +  1.40
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 ニューヨーク金、銀は続伸。前日比は金が7.5〜9.1ドル高、中心限月の12月
限が8.3ドル高、銀が49.5〜52.2セント高、中心限月の9月限は49.5セ
ント高。
 金12月限は続伸。時間外取引では、アジア時間では小動きだったが、欧州時間に入
ると、ドル堅調を受け、利食い売り先行もようとなり、一時20ドル超の下落となっ
た。日中取引では、取引開始後から戻り歩調となった。その後、7月の米ISM非製造
業景気指数が事前予想より弱気の数字となり、場中の米国債の利回り低下を受けて地合
いを引き締めた。中盤から後半にかけて上げ幅を縮小したが、小高く引けた。
 銀9月限は時間外取引で小幅続伸で推移。日中取引開始後、一段高となり、一時50
セント超の上昇となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは小幅まちまち。前日比
はプラチナが10.2〜7.9ドル安、中心限月の10月限が10.2ドル安、パラジ
ウムは1.40ドル安〜2.10ドル高、中心限月の9月限は1.30ドル安。
 プラチナ10月限は反落。時間外取引は、アジア時間では小動きながら、欧州時間で
は売り優勢となり、一時20ドル近い下落となった。日中取引では、金、銀が買い優勢
となったことで下値を切り上げた。7月の米ISM非製造業景気指数が低調な数字とな
ったことから米景気の後退懸念が強く、手じまい売り先行もようとなり、一時1310
ドルに接近する下落となった。
 パラジウム9月限は小幅続落。時間外取引は小幅続落で推移。日中取引は米景気不安
から軟調に推移した。終盤に戻し小幅安で引けた。
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