きょうのNY為替市場、ドル円は147円台での上下動に終始している。本日147.80円付近に来ている21日線に接近すると上値を抑えられる一方、さらに下値を試す動きも限定的となっている。 状況に変化はなく、先週の驚きの米雇用統計を受けた急落からは一服しているものの、積極的に買い戻しを強める動きまでは見られない。先週の米雇用統計を受けてFRBの早期利下げ期待が台頭しており、それがドル円の買い戻しにブレーキをかけている状況。次のアクション待ち。 短期金融市場では9月の米利下げ確率が90%近くまで上昇しているほか、年内2回の利下げも完全に織り込み、3回の利下げを35%程度の確率まで織り込む動きとなっている。 円については厚労省が本日、6月の毎月勤労統計を発表していたが、名目賃金は前年比で2.5%増加し、前月からは伸びが加速したものの予想は下回った。一方、インフレを加味した実質賃金は1.3%減少し、予想よりも大きな落ち込みとなった。ただ、エコノミストからは「賃上げが着実に広がっており、日銀の利上げを支える要素となり得る」との評価も出ていた。 本日の勤労統計は、日銀の利上げを正当化まではしないものの、拒む材料ではないと見られているようだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は147円に観測されている。 6日(水) 147.00(15.6億ドル) 7日(木) 147.65(11.4億ドル) 148.50(12.4億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。
指数名 | 現在値 | 前日比 |
---|---|---|
日経平均 |
{{n_ttf.close}}
({{n_ttf.time}})
|
{{n_ttf.side_merge_str}}
|
TOPIX |
{{topx.close}}
({{topx.time}})
|
{{topx.side_merge_str}}
|
NYダウ |
{{dji.close}}
({{dji.time}})
|
{{dji.side_merge_str}}
|
米ドル/円 |
{{jpy_x.close}}
({{jpy_x.time}})
|
{{jpy_x.side_merge_str}}
|
WTI原油 |
{{vnm_two.close}}
({{vnm_two.time}})
|
{{vnm_two.side_merge_str}}
|
NY金 |
{{vcm_one.close}}
({{vcm_one.time}})
|
{{vcm_one.side_merge_str}}
|
グロース250 |
{{mthr.close}}
({{mthr.time}})
|
{{mthr.side_merge_str}}
|
上海総合指数 |
{{ssec.close}}
({{ssec.time}})
|
{{ssec.side_merge_str}}
|