プラチナ午前=プラチナは続伸、NY高や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。金軟調に上値を抑えられ、まちま
ちで始まった。その後は、円高一服を受けて押し目を買われたが、ドル建て現物相場の
軟調に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが29〜44円高、プラチナミニが
22.0〜43.0円高、プラチナスポットが67円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが2676枚、プラチナミニが326枚、
プラチナスポットが791枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金の下げ一服が支援】
 プラチナはドル安や金の下げ一服が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)
の9月利下げ観測が強い。一方、トランプ米大統領は、米国に輸入される半導体に約
100%の関税を課すと表明した。米アップルは、国内の生産拡大に向け1000億ド
ルを追加投資する計画を発表する見通しである。4〜6月期に関税コストとして8億ド
ルを計上しており、米国内に生産をシフトさせ、投資を拡充することで、関税の影響を
回避する狙いがあるとみられる。
 プラチナ先限は5856円まで上昇した。ニューヨーク高や円高一服が支援要因にな
った。円相場は1ドル=147円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1342.20ドルから、ドル高を受
けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1334.26ドル、パラジウムが1145.72ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1323.41ドル、パラジウムが
1171.68ドル。
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