−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/08 988.00 991.75 988.00 989.50 +22.75 2025/09 968.75 995.75 965.25 991.75 +24.00 2025/11 987.50 1,015.00 984.50 1,011.25 +23.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 335,781 172,111 886,880 (+ 9,407) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(8月7日までの週) 大 豆:51万8066トン(前週改定値:62万8110トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(8月10日までの週) 大 豆:開 花:91%(前週85%、前年90%、平年92%) 着サヤ:71%(前週58%、前年70%、平年72%) 「良」以上:68%(前週69%、 前年68%) 「劣」以下: 7%(前週 7%、 前年 8%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(8月17日−8月21日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅反発。終値の前営業日比は12.50〜24.00セント高。中 心限月の11月限は23.75セント高の1011.25セント。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を下回ったものの、米中間の関税 措置の90日延長措置へトランプ大統領が署名したと伝えられたことや、トランプ大統 領が中国に対して大豆の輸入拡大を求めたことが好感されて買い優勢となった。11月 限は7月31日以来の水準まで浮上した。 11月限は987.50セントで取引を開始。アジアの時間帯前半は988セントを 上値抵抗線としてもちあっていたがアジアの時間帯の半ばを迎えると急浮上し1010 セント台に到達。1015セントの高値に達した後に転売が見られながらもその後は 1010セントを下値支持線とする高もみが続き、高値圏を維持して取引を終えた。 USDAによると、米国の8月7日時点の大豆週間輸出検証高は51万8066トン で前週の62万8100トンを下回った。一方の累計は4836万7647トンで 前年同期の4338万8486トンを約11%上回っている。 USDAによると8月10日時点の大豆開花率は91%で前年の90%を上回った が、平年の92%をやや下回った。着サヤ率は71%で前年の70%は上回ったが、平 年の72%をやや下回った。 一方の良以上の比率は前週の69%から68%に低下、劣以下の比率は前週と同率の 7%。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは中西部北部では週末に降雨となり一部で鉄砲水が発生。この数日は ネブラスカ主南東部からウィスコンシン州南東部にかけて発生。南部および東部では高 温乾燥となっている。 今後は週半ばにかけて米中部で熱波が広がりサウスダコタ州西部およびでは36℃前 後まで気温が上昇するうだろう。またプレーンズ東部では散発的な降雨が見込まれる。 8月16〜20日にかけて気温および雨量は全国的に平年を上回るだろう。 プレーンズではカンザス州中部および東部では降雨および雷雨となり一部で鉄砲水が 発生。コロラド州東部では雹が報告された。プレーンズ中部では雷雨となっているが、 この雷雨は次第にオクラホマ州及びテキサス州北部に移動していくだろう。 米国南部では、大西洋沿岸南部では雨がちな天気となっているが、この雨は次第に西 部に拡大している。南部のその他の地域では高温多湿となり、土壌水分の乾燥が促され ている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共には大豆の堅調に追随高となった。大豆粕はこれま での軟調もあって上げ幅が大きくなった。 大豆粕12月限の終値は前日比5ドル高の290.20ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは中西部北部では週末に降雨となり一部で鉄砲水が発生。 ・週半ばにかけて米中部で熱波が広がりサウスダコタ州西部およびでは36℃前後 まで気温が上昇。 ・7月27日時点の大豆開花率は76%で前年の75%を上回り、平年の76%と 同率。 ・着サヤ率は41%で前年の42%は下回ったが、平年と同率。 ・8月7日時点の大豆週間輸出検証高は51万8066トンで前週の62万8100 トンを下回る。 MINKABU PRESS
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