プラチナ市況=プラチナは上昇、現物の下げ一服や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,955   -114    16,102   -83  : 3,348.43   -41.32
銀          176.0    0.0     179.8  -0.2  : 3,788.00   -50.00
プラチナ     6,270    +44     5,833   +13  : 1,332.26    -6.54
パラジウム   5,500      0     5,500     0  : 1,146.73    -8.77
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.19   +0.78  ユーロ・ドル相場   1.1616  -0.0031
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが上昇。ドル建て現物相場の下落と円安を
受け、まちまちで始まったのち、ドル建て現物相場の下げ一服や円安を受けてプラスサ
イドに転じた。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。パラ
ジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが2〜44円高、プラチナスポットが9円
高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5550枚、プラチナミニが590枚、プラチナスポット
が1073枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米中の関税休戦合意などが支援】
 プラチナ先限は5859円まで上昇した。ドル建て現物相場の下げ一服や円安が支援
要因になった。円相場は1ドル=148円台前半の円安に振れた。
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測に加え、トランプ米大統領
が中国に課す関税措置の一部停止措置を90日間延長する大統領令に署名したことが支
援要因になった。米大統領は中国にロシア産原油の購入を停止するよう要求したが、中
国は正当な取引だとした。15日に米ロ首脳会談が予定されており、ウクライナ停戦に
つながるかどうかも焦点である。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1330.56ドルから、ドル高
一服を受けて買い優勢となり、1341ドル台まで上昇した。午後に入ると、金の上値
の重さを受けて上げ一服となった。
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