13日前引けの日経平均株価は前営業日比582円90銭高の4万3301円07銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は12億1047万株、売買代金概算は3兆2158億円。値上がり銘柄数は1019、対して値下がり銘柄数は519、変わらずは83銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は主力株を中心に高水準の買いが続き、日経平均は一時600円を超える上昇で4万3300円台まで水準を切り上げる場面があった。日経平均、TOPIXともに連日の最高値更新となっている。前日の米国株市場で主要株価指数が揃って上昇し、ナスダック総合株価指数とS&P500指数はいずれも最高値をつけており、このリスクオンの流れを引き継いだ。前日までの5営業日で日経平均は2400円以上も水準を切り上げていることで短期的な過熱感は強いものの、需給主導の相場で上値追いが止まらない。前日発表された7月の米消費者物価指数(CPI)はおおむね市場コンセンサスに合致する内容であり、FRBによる9月利下げの可能性が高いとの見方が強まるなか、東京市場でもマーケット心理が強気に傾いている。 個別ではサンリオ<8136>が売買代金トップで大幅続伸となったほか、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株への買いが目立つ。ルネサスエレクトロニクス<6723>が値を飛ばし、ソニーグループ<6758>、ソシオネクスト<6526>なども上昇した。三菱重工業<7011>も商いを伴い高い。アジアパイルホールディングス<5288>が値上がり率トップに買われ、横浜ゴム<5101>も大きく水準を切り上げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が上昇一服、キオクシアホールディングス<285A.T>も軟調。日本マイクロニクス<6871>が急落、メディカル・データ・ビジョン<3902>、クロス・マーケティンググループ<3675>、サンウェルズ<9229>なども大幅安に売り込まれた。 出所:MINKABU PRESS
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