−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (25/10) 3355.1 3367.2 3351.2 3355.4 - 0.4 (25/12) 3383.2 3394.8 3377.7 3382.6 - 0.6 銀 (25/ 9) 3803.0 3812.0 3772.5 3797.5 - 9.4 (25/12) 3854.0 3861.5 3822.5 3846.7 - 9.5 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 124,663 176,436 439,709 (- 4,966) 銀 41,667 63,526 157,214 (- 30) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 44,946.12 + 34.86 前日 147.74/76 1.1648/50 ・ナスダック 21,622.98 - 87.69 本日 147.16/18 1.1700/02 ・10年米国債利回り 4.33 + 0.04 ・NY原油 (25/ 9) 62.80 - 1.16 ・SPDR保有金残高 961.36 - 2.86 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金、銀は総じて続落。前日比は金が2.7ドル安〜0.8ドル高、中心 限月の12月限が0.6ドル安、銀が10.7〜8.8セント安、中心限月の9月限は 9.4セント安。 金12月限は続落。時間外取引では、ドル安を受けて買い優勢となった。欧州時間に 入ると、買いが一巡し、もみ合いとなった。日中取引では、米小売売上高の増加を受け て売り優勢となったが、ドル安を受けて下値は限られた。 銀9月限は金軟調につれ安となったが、ドル安が下支えになった。 ニューヨーク金12月限は続落。時間外取引では3377.7〜3394.8ドルの レンジで推移、前日比5.1ドル高の3388.3ドルとなった。12月限は変わらず で寄り付いたのち、ドル安を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買いが一巡 し、もみ合いとなった。 日中取引では、米小売売上高の増加を受けて売り優勢となり、3379.3ドルまで 下落した。その後は、ドル安を受けて下値は限られた。 7月の米小売売上高は前月比0.5%増加し、市場予想と一致した。自動車需要が底 堅かったことに加え、一部小売業者が9月の新学期に向けた商戦を開始したことで押し 上げられた。ただ米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測に変わりはなく、ドル 安に振れたことが下支えになった。 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引で3775.0〜3812.0セントのレンジ で推移し、前日比19.4セント安の3787.5セントとなった。9月限は安寄りし たのち、手じまい売りが出たが、ドル安を受けて下げ一服となった。欧州時間に入る と、戻りを売られた。 日中取引では、米小売売上高の増加を受けて売り優勢となり、3772.5セントま で下落した。その後は、ドル安を受けて下げ一服となった。 8月14日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比6089オンス減の3863万 6332オンス、銀は53万6643オンス増の5億0755万1254オンス。 今日の材料 ・7月の米小売売上高は前月比0.5%増加し、市場予想と一致した。自動車需要が底 堅かったことに加え、一部小売業者が9月の新学期に向けた商戦を開始したことで押し 上げられた。 ・7月の米輸入物価指数は前月比0.4%上昇した。6月分は0.1%下落と、当初発 表の0.1%上昇から下方改定された。7月は消費財の価格上昇が押し上げ、プラスに 反転した。米政権による関税措置の影響でインフレが加速する兆候が示された。 ・8月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は58.6と、市場予想に反し低下し た。トランプ政権の関税措置の影響で物価上昇が想定されていることが重しとなったと みられる。7月確報値の61.7から62.0への上昇を見込んでいた。1年先の期待 インフレ率は4.9%と、7月の4.5%から上昇。5年先も前月の3.4%から 3.9%に上昇した。 ・6月の米企業在庫は前月比0.2%増加し、市場予想と一致した。自動車在庫の増加 が主導した。5月は横ばいだった。前年比では1.6%増加した。 ・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、今週発表された一連の指標でサービス価格 の上昇が示されたことについて、関税が経済に与えるスタグフレーション的な影響を踏 まえると、「不安」要因であるとの見方を示した。 ・7月の米鉱工業生産は前月比0.1%低下した。6月は0.4%上昇していた。7月 の前年同月比は1.4%上昇。このうち、製造業の生産指数は前月から横ばいで、関税 措置による価格上昇を企業が舵取りする中、生産活動が停滞していることを示唆した。 市場予想は0.1%低下だった。 MINKABU PRESS
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