反発、中国商務省の発表を好感＝ＮＹ原油概況

NY原油先物12月限（WTI）（終値）
1バレル＝57.15（+0.80　+1.42%）
　
　ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比（速報値）は、期近２限月が０．７７～８０ドル高。その他の限月は０．１１～０．７３ドル高。
　
　中国商務省の高峰報道官が、米中が相互に賦課している関税について段階的に撤回することで合意したと発表したことが長引く米中貿易摩擦の見通しを改善させた。第１段階目の合意に達すれば、双方の関税を段階的に撤回していくことが合意成立のための重要な条件であるとの認識も示した。

　時間外取引から１２月限は堅調に推移。通常取引開始後は５７．８８ドルまで一段高となったが、引けにかけては上げ幅を削った。
　

MINKABU PRESS

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