LME市況=アルミ・銅は買い戻しで小幅続伸、ニッケルは反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,584.53  +   10.31     2,585.00  +    8.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,643.49  +   13.74     9,724.50  +    4.00
    ニッケル      14,742.04  -   70.95    14,929.00  -   79.00
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 アルミ3カ月物は小幅続伸。2577ドルで小高く取引を開始した後、中国の景気刺
激策を受けたアジア株高や銅の堅調な値動きから浮上し2584.50ドルの高値に達
し、高値を離れた後も2577ドルを支持線とした高もちあいとなった。欧州の時間帯
に値位置を落とし2568.50ドルの安値を付けた後、2570ドルを前後で推移し
たが、米国の時間帯に地合いを引き締め引けにかけて上値を探る動きに転換。終盤に
2594.50ドルの高値に達し、2600ドルが抵抗線になり、上げ幅を縮小したが
小高く引けた。
 銅3カ月物は小幅続伸。9721ドルで小高く寄り付いた。中国当局による景気刺激
策への期待感が高まるなかアジア株が堅調となったことを受けて9732ドルまで浮上
した後、値位置を落としたが、9710ドルを支持線にした高下となった。欧州時間に
軟化し、一時は前日の安値に迫る9673ドルまで下落。米国の時間帯を迎えると買い
戻す動きが広がり、終盤にこの日の高値となる9746.50ドルまで浮上。高値では
転売が見られたが、プラスサイドを維持して終えた。
 ニッケル3カ月物は反落。1万5025ドルと堅調で取引を開始。アジアの時間帯序
盤は銅の堅調な値動きを受けて1万5055ドルの高値を付けた。その後は軟化しなが
らも1万5000ドル前後でもちあったが、欧州の時間帯に1万5000ドルを割り込
んだ。しばらく1万4950ドル下値支持線にしてもちあったが終盤には崩れて1万
4920ドルの安値を記録。安値からの戻りも浅く低迷したまま終了。
今日の材料
・21日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は小幅続伸、4.89ポイント高の3771.10ポイント。
・欧州株はまちまち。英独株価指数が上昇。仏株価指数は下落。
・米週間新規失業保険申請件数 結果 23.5万件予想 23.2万件 前回 22.4万件
・8月の米製造業PMI(速報)結果 53.3 予想 49.7 前回 49.8
・8月のフィラデルフィア連銀景況指数 結果 -0.3 予想 8.2 前回 15.9
・ドルは上昇。ドル円は1ドル=148.40円水準まで上昇。ユーロドルは下落。1ユーロ
 =1.1598ドルまで軟化し、今月12日の安値1.1596ドルにほぼ顔合わせ。
・米国株は下落。ニューヨークダウは152.81ドル安。ナスダックス指数は72.55ポイ
 ント安(0.34%の低下)。
・ニューヨーク貴金属は金、パラジウムが下落。銀、プラチナは続伸。ニューヨーク
 原油は続伸。
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