●論点解説穀物、豊作の織り込みに一服感か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 21日の穀物相場は、トウモロコシと大豆相場が比較的大きく上昇している。一応
は、トウモロコシの輸出成約高が強めだった影響なども指摘可能だが、値幅の大きさか
らは安値限界が意識され始めた可能性がある。クロップツアーが終了して最終報告待ち
のタイミングだが、豊作見通しでも値崩れが回避されていることで、豊作見通しの売り
がピークを確認した可能性が徐々に高まっている。先高感の形成を促すテーマは乏しい
が,天候相場期の値下がりが一服すれば,ショートカバーが膨らむ余地が浮上する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。