前週は60ドル台前半で売買が交錯する展開になった。ウクライナ情勢の緊張緩和期 待が強まる中、調整売り優勢の展開になった。米欧がロシア産原油に対する制裁を強化 するリスクが後退したとの評価を背景に、上値の重い展開になっている。需給緩和見通 しの織り込みから安値更新が続いている。ただし、米原油在庫の減少もあって大きな値 動きには発展せず、明確な方向性を打ち出せなかった。 今週は上値の重い展開が維持されよう。需給緩和見通しが強く、調整売り優勢の展開が 続きやすい。世界経済の減速懸念の強さ、ドライブシーズンの終了に向かっていること が、引き続き上値を圧迫しよう。ただし、目先数週間でウクライナ情勢が大きく動く可 能性を抱えており、一方的な値下がりに発展することは回避されよう。戻り売り優勢の 地合で、慎重に下値を切り下げる展開が続く見通し。ロシアやイラン産の供給不安は、 一時的な上昇リスクに留まる。 予想レンジは60.00〜67.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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