[本日の見通し]石油=下落、API統計は強気な内容だが関心薄いか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は下落。夜間取引の安値圏で推移してい
る。

 米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計では、原油在庫は前週比97万
4000バレル減となった。夏場の需要期は終盤にあるものの、取り崩し圧力が根強い
ようだ。米エネルギー情報局(EIA)の週報では製油所稼働率が高水準を維持してい
る可能性がある。API統計でガソリン在庫は前週比206万バレル減、留出油は同
148万8000バレル減となったことからすれば、需要は堅調である可能性が高い。
ただ、足元の需給は手がかりとなっておらず、EIA週報もあまり材料視されないだろ
う。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.19ドル高の63.44ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは63.25ドルから63.46ドル。
 原油1月限の予想レンジは6万0000円から6万1000円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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