［今夜の視点］シカゴコーン＝豊作見通しが上値抑制も大豆の動きにも注意

　シカゴコーンの夜間取引は弱含み。１２月限は４０８セント台まで軟化している。米
国産の豊作見通しで上値は重そうだが、後述する中国の代表団の訪米に関する続報など
で大豆が大きく動く可能性もあり注意したい。

　前日のシカゴは総じて反落。先週のクロップツアー、週明けの作柄などの発表で米国
産の豊作が再認識されていることで上値が重かったものの、複数の報道機関が中国の商
務部の李副大臣を座長とする代表団が今週訪米して、米国側と協議する予定であること
を報じたことで、両国間の貿易問題の進展期待で大豆がプラス引けしたことで下げ幅は
抑制された。

　１２月限は４０８．５０セントまで下落した後、引けでは４０９．５０セントで引け
た。

＜今夜の予定＞
◆　アメリカ　◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【工業】 23:30 週間石油統計（EIA）

MINKABU PRESS

＊予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
＊海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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