プラチナ午前=プラチナ期先が反落、現物軟調が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ期先が反落。ニューヨーク高を受けて買い
優勢で始まった。その後は、円高が一服したが、ドル建て現物相場の軟調を受けてマイ
ナスサイドに転じた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが23円安〜55円高、プラチナミニ
が37.0円安〜17.0円高、プラチナスポットが33円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが2761枚、プラチナミニが343枚、
プラチナスポットが1137枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。クック米連邦準備理事会(FRB)
理事は、トランプ米大統領による解任通告に対し、連邦裁判所に提訴した。米FRBの
独立性に対する懸念からドル安に振れた。一方、第2四半期の米国内総生産(GDP)
改定値は前期比3.3%増となった。個人消費と設備投資の上方修正を反映し、速報値
の3.0%増から修正された。市場予想の3.1%増も上回った。ただ市場では、下半
期は関税の影響で経済成長が鈍化するとみられている。
 欧州自動車工業協会(ACEA)によると、7月の欧州連合(EU)の新車(乗用
車)登録台数は前年同月比7.4%増の91万4680台となった。1〜7月は前年
同期比0.7%減の649万1448台となった。EU執行機関の欧州委員会は、米国
から輸入する工業製品に対する関税の撤廃を提案した。米国との貿易協定の一環で、E
U製自動車に対する関税引き下げを目指す。欧州中央銀行(ECB)が公表した7月理
事会の議事要旨によると、インフレ見通しを巡って政策当局者の間で意見が分かれたこ
とが明らかになった。米国の関税政策やユーロ高の影響についても議論が交わされた。
 プラチナ先限は夜間取引で5973円まで上昇したのち、上げ一服となった。ニュー
ヨーク高が支援要因になった。日中取引では5910円まで下落した。円相場は1ドル
=146円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1357.50ドルから、ドル高を受
けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1353.40ドル、パラジウムが1101.29ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1350.09ドル、パラジウムが
1095.99ドル。
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