［今夜の視点］金・銀＝米ＩＳＭ製造業景況指数を確認

　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ドル高を受けて上げ一服と
なった。アジア市場では、朝方の３４７７．２６ドルから、踏み上げの動きとなって上
値を伸ばし、史上最高値３５０４．３２ドルを付けた。午後に入ると、買いが一巡し、
もみ合いとなった。
　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げ見通しなどが支援要因である。また上海協力機
構（ＳＣＯ）首脳会議に続き、ＢＲＩＣＳ首脳のオンライン会議を開催する見通しとな
った。トランプ米大統領は、ブラジルに新たな制裁を検討している。今夜は８月のユー
ロ圏の消費者物価指数（ＨＩＣＰ）速報値や８月の米ＩＳＭ製造業景況指数の発表があ
る。

＜今夜の予定＞
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年8月速報（EUROSTAT）
・米建設支出 2025年7月（商務省）
・米製造業景況指数 2025年8月（ISM）
MINKABU PRESS

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