[本日の見通し]石油=下落、本日はEIAが短期エネルギー見通しを公表

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下落。夜間取引の終値付近で推移してい
る。

 本日は米エネルギー情報局(EIA)が短期エネルギー見通し(STEO)を公表す
るほか、11日には石油輸出国機構(OPEC)や国際エネルギー機関(IEA)の月
報が予定されている。中国が備蓄を拡大させていると見られる一方、主要産油国が自主
減産の解消を続けることから、IEAの月報は供給過剰懸念をあらためて意識させる機
会となりそうだ。ただ、経済協力開発機構(OECD)加盟国の商業在庫は今のところ
十分に増えているとはいえず、供給過剰懸念は今も懸念止まりである。IEAが需要を
過小評価するのはいつものことであり、供給過剰懸念が強まる場合よりも、後退したほ
うが値動きは大きいだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.19ドル高の62.45ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは62.40ドルから62.50ドル。
 原油2月限の予想レンジは5万9000円から6万0000円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万2500円から8万3500円。
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