石油午前=上昇、地政学的なリスクの高まりで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内石油市場は上昇。ポーランドに攻撃型のドローンが侵入し、ロシアの関与が強く
疑われていることや、イスラエルによるドーハ空爆で緊迫感が高まっていることが相場
を押し上げている。先月の米ロ首脳会談の後、ウクライナ停戦の兆しがまったくないな
かで、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の衝突が警戒されている。時間外取引で
ニューヨーク原油は小動き。円相場は1ドル=147円前半で動意薄。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は堅調。ただ、目立った値動きは見られな
い。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
120〜780円高。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が289枚。
【本日はOPECとIEAが月報を公表】
 本日は石油輸出国機構(OPEC)や国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表す
る。足元の相場では地政学的なリスクの高まりに焦点があたっており、需給見通しの変
化に関心は薄いかもしれないが、注意すべきだろう。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で10月限は前日比横ばいの63.67ドルで取引されてい
る。本日これまでのレンジは63.61〜63.80ドル。
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