石油午前=まちまち、2月限は買い戻し優勢もようのなかプラスサイドに浮上

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場はまちまち。期中2月限は閑散商いのなか、下値を切り上げた後、プラ
スサイドに浮上。19日の海外原油が小幅続落となり、夜間取引で売り優勢となった流
れを引き継ぎ、小幅安で取引を開始。2月限は序盤に6万円台を回復、その後も下値を
切り上げ、2ケタ高まで反転している。円相場が1ドル=148円台前半に小幅に軟
化、ニューヨーク原油時間外取引で小幅高で推移から、小口の買い戻しが優勢もよう。
1月限もまばらな商いのなか、2ケタ安まで戻している。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は小幅高。日中取引で6万0270円まで
戻し、小反発。
 午前11時17分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
210円安〜200円高。
 午前11時17分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が495枚。
【NY原油は貴金属、銅高に逆行安、需給引き締まり感がなく先安感が強い】
 カギとなるニューヨーク原油は指標限月が期近10月限から11月限に移行するな
か、19日の取引は続落。工業品市場で貴金属がパラジウムを除き上昇、非鉄市場で銅
が反発にも反応鈍く、逆行安。
 原油価格は需給引き締まり感がなく、先安感が根強い。ニューヨーク原油市場で大口
投機家の買い越しは、売り玉の増加で19日現在、8万枚以下まで減少しているとみら
れる。11月限が12日の安値61.42ドル割れとなると、さらに新規売り姿勢を強
めるとみられる。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.36ドル高の62.76ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは62.30〜62.79ドル。
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