●短期見通し金、過熱感も押し目買い優勢＝マーケットエッジ

　高インフレ環境における米利下げ開始で堅調地合が続きやすい。年内は合計で３回程
度の利下げを想定することができる。実質金利低下が促されることが、金相場を押し上
げよう。今後発表される雇用、インフレ指標を見ながらの展開になるが、先高観は維持
される。急ピッチな上昇の反動で調整売りが膨らむリスクを抱えるが、３６００ドル台
に対する割高感や過熱感は乏しい。押し目は早めに買い拾われる見通し。ここ数日はト
レンドが定まらないが、金上場投資信託（ＥＴＦ）残高の増加が早めに再開されると、
買い安心感が強まる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

• 午後のプラチナは堅調、円安で押し目を買われる
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