アジア株 上海株上昇、MSが中国半導体「魅力的」に引き上げ 豪州株下げ拡大、CPIが目標上限に到達 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 26240.45(+81.33 +0.31%) 中国上海総合指数 3832.44(+10.95 +0.31%) 台湾加権指数 26164.72(-82.65 -0.31%) 韓国総合株価指数 3451.45(-34.74 -1.00%) 豪ASX200指数 8751.90(-94.03 -1.06%) アジア株はまちまち。 パウエルFRB議長は相も変わらず慎重姿勢を維持、トランプ関税政策がインフレ圧力につながる可能性に留意すべきだと主張。米積極利下げ期待が後退している。一方、米モルガンスタンレーが中国半導体セクターに対する見通しを「魅力的」に引き上げたことは好感されている。AI需要は世界的にも中国でも依然として非常に強いと指摘。 香港株は0.31%高。美団やJDドットコム、ネットイース、SMICなどハイテク関連が軒並み上昇。エネルギーや医療品、不動産の一角も上昇している。上海市場では不動産や医療品、コミュニケーションサービス、生活必需品の一角が上昇。 豪州株は下げ幅を拡大、約1週間ぶり安値をつけている、11月利下げ期待がやや後退。 豪州8月の消費者物価指数(月次ベース)は+3.0%と昨年7月以来およそ1年ぶり高水準となった、市場予想の+2.9%も上回った。豪中銀の目標範囲である2-3%の上限に達したことで、11月会合での利下げ観測がやや後退している。9月30日会合は据え置き確実との見方変わらず。ただ一方で、トリム平均は+2.6%と前回の+2.7%から伸びが鈍化した。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。