市場での短期的なドル円相場の見通しが、今年最も不安定な状態になっている。オプション市場では2週間物の取引が活発化しており、1週間物とのボラティリティ格差が去年12月以来の水準に拡大。背景には10月4日(土)の自民党総裁選と10月3日(金)の米雇用統計がある。 自民党総裁選に関しては、高市氏と小泉氏の対決との見方が多い。高市氏は国債の一時的な増発も容認する積極財政派と見られており、日銀についても緩やかな利上げペースを求めている。一方、小泉氏は財政については抑制的な立場で、日銀についてはこれまで通りに正常化を続けるべきとの考えのようだ。市場では、高市氏なら円安、小泉氏なら円高とのシナリオにも変化はない。 一方、前回に想定外の大幅下方修正で波乱を引き起こし、FRBの利下げ再開にまで繋がった米雇用統計だが、今回も米労働市場の冷え込みを示すか注目され、前回、前々回の修正も注目ポイントとなりそうだ。 これらのイベントを来週後半に控え、ドル円相場は短期的に大きな揺れが予想されている。ただ、オプション市場では予想しづらいのか、2週間物のリスクリバーサルはゼロ付近に上昇しており、円高・円安の見方がちょうど半々の状態となっている。 USD/JPY 148.74 EUR/JPY 174.59 GBP/JPY 200.09 AUD/JPY 97.89 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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