2日前引けの日経平均株価は前営業日比125円11銭高の4万4675円96銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は12億3875万株、売買代金概算は2兆6928億円。値上がり銘柄数は362、対して値下がり銘柄数は1207、変わらずは47銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は値がさ半導体株が全体を支える展開だった。前日の米国株市場では9月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月比で減少し、米利下げ観測が高まったことを受けてNYダウなど主要指数が上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇したとあって、半導体関連株を中心に買いが流入し相場を押し上げた。日経平均は朝方に一時570円程度まで上げ幅を拡大。4万5000円台に乗せる場面があった。買い一巡後は戻り売りに押されたもののプラス圏は維持した。一方でTOPIX、グロース市場250指数はマイナス圏で着地している。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の約22%にとどまった。 個別ではソフトバンクグループ<9984>が高く、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>が値上がり。キオクシアホールディングス<285A.T>が値を飛ばした。第一三共<4568>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が大幅高。サンリオ<8136>、JX金属<5016>は堅調だった。半面、トヨタ自動車<7203>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が安く、三菱重工業<7011>、フジクラ<5803>も値下がり。東京電力ホールディングス<9501>は大幅安だった。 出所:MINKABU PRESS
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