原油相場は値下がりが続いている。特段の新規材料はなかったが、需給緩和見通しの 織り込みが優勢になっている。既に年末に向けて供給過剰が決定的になっているが、こ の状況で石油輸出国機構(OPEC)プラスが増産を継続・強化する可能性が強く警戒 されている。地政学環境は依然として不安定であり、米国がウクライナにミサイルや情 報提供を行うと、特にウクライナ情勢は一気に不安定化する可能性も抱えている。トラ ンプ政権は、ウクライナがロシア内陸部の石油施設を攻撃する支援を行う可能性もあ る。このため上下双方に不安定な地合が続きやすいが、今週は一貫して供給不安の織り 込みが優勢になっている。このまま60ドルを割り込んだ際に、改めて値ごろ買いが膨 らむかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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