−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 1021.00 1028.75 1016.50 1018.00 - 5.75
2025/ 1 1038.00 1046.50 1035.50 1037.00 - 4.75
2026/ 3 1053.50 1061.00 1050.75 1052.25 - 4.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 未入電 268,316 943,027 ( + 2,822)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(10月9日−10月13日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並み。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大豆は反落。終値の前営業日比は5.75〜3.75セント安。中心限月の11月限
は5.75セント安の1018.00セント。
1日にトランプ米大統領が「大豆の貿易問題を主題として、4週間後に中国の習近平
国家主席と会談する」と自身のSNSに書き込んだことで、現在関税問題で停止してい
る中国の米国産大豆購入再開が期待されて2営業日続伸していたが、この日は結局週末
を控えた利食い売りが優勢となった。
2日にはベセント米財務長官が7日に連邦政府として国内農家支援策を発表すること
を明らかにしたが、その後ウォール・ストリート・ジャーナルが支援策が100億〜
140億ドル規模になると伝えたことでこの日はさらに戻り高値を更新する場面もあっ
たものの、買いは長く続かなかった。
11月限は1021.00セントで取引を開始。その後のアジアの時間帯の時間外取
引では11月限は1020セント台前半の小浮動。そのあち欧州の時間帯から米国の時
間帯半ばにかけては高下しながも上昇して、米国の時間帯の半ばに1028.75セン
トを付けた。しかし後半は上げ幅を維持できず高値から崩れて1020セント台も割り
込んだ。
ベセント米財務長官が2日、来週7日に連邦政府として国内農家支援策を発表するこ
とを明らかにしたが、その後に米ウォール・ストリート・ジャーナルが支援策が100
億〜140億ドル規模になるとの見込みを伝えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトは引き続き高めの気温で降雨はなく、夏作物の成熟や収穫に理想的な天
気となっている。ただ最近の降雨にもかかわらず、コーンベルト南部の大半で土壌水分
不足が深刻だ。9月28日現在、オハイオ州で「不足」〜「極めて不足」が77%と目
立っており、イリノイ州でも75%に達している。
プレーンズの南半分〜コーンベルトでは今週末にかけても降雨はない見込み。ただ太
平洋岸からの複数の寒冷前線の東進で、米国北西部〜北央部にかけて、局地的に降雨が
見込まれる。最もまとまった雨量になる可能性があるのは米北西部、カスケード山脈の
西側の地域になりそうだ。
6〜10日予報に関しては、9〜13日にかけて、ノースダコタ州の西側の州境を西
限としてそれより東側の地域では平年を上回る気温、それ以西では下回る気温となろ
う。雨量は米国の大半で平年並み〜上回りそうだ。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは曇りがちとなっているものの、降雨は発生していない。9月28日現
在、冬小麦の作付進捗率は34%、発芽は13%。
ただカンサス州北央部では来週降雨となり、冬小麦の作付けが遅れる可能性がある。
雨量は25〜50ミリ。
米国南部では、2日夜にハリケーン「イメルダ」がフロリダ州に最も近づき、ケー
プ・カナベラルから東に200マイル(約320km)の海上にある。
これにより大西洋岸ではまとまった降雨、強風、高波に見舞われているが、それ以外
の米国南部では降雨はなく、夏作物の成熟や収穫に適した天気となっている。
大豆製品は、大豆油は反落、大豆粕も期近から軟調。ともに大豆が高値から崩れてマ
イナス引けしたことに圧迫された。
大豆粕12月限は前日比0.60ドル安の270.70ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは、成熟や収穫に適した天気。
・オハイオ州やイリノイ州で土壌水分不足が深刻。
・来週7日にベセント米財務長官が連邦政府として国内農家支援策を発表へ。
・農家支援策は100億〜140億ドル規模か=米ウォール・ストリート・ジャーナル
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。