きょうの為替市場、全体的にはドル高の動きが見られているものの、ドル円は調整の動きが続いており、一時151円台に値を落としている。前日はトランプ大統領が対中強硬姿勢を軟化させたこともあって、先週金曜日の混乱は落ち着き、ドル円は152円台に買い戻されていた。しかし、上値では戻り売りも出るようで、高市氏の自民総裁選勝利をきっかけとした急上昇も一服して来ているようだ。 トランプ大統領が対中強硬姿勢を軟化させたことで、ひとまず安心感が広がっているが、米中の貿易戦争は燻っている。中国が韓国の造船大手ハンファオーシャンの米関連企業5社に対し制裁を科すと発表。米国による通商法301条に基づく中国海事・物流・造船業界に対する調査への対抗措置だとしている。 本日は米株式市場も反落して始まりそうな雰囲気となっており、市場全体はリスク回避の雰囲気も漂っている。 なお、本日は現地時間の昼、日本時間の15日午前1時台にパウエル議長が全米企業エコノミスト協会(NABE)で経済や金融政策の見通しについて講演する予定。米政府機関閉鎖で米経済指標の発表がなく、手掛かり材料が少ない中、年内の金融政策について、何かヒントが出るか注目される。これまでのFOMC委員の発言からすると、恐らく追加利下げに慎重な姿勢を堅持すると見られているようだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は151.50円と152円に観測されている。 14日(火) 151.50(6.9億ドル) 152.00(8.3億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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